概要
5G(ファイブジー / 第5世代移動通信システム)は、2020年に日本で商用化された次世代の移動通信規格です。最高理論速度は20Gbps とされ、4G LTE の20倍以上の速度を持つほか、低遅延(理論値1ms 程度)と多接続(1平方km あたり100万デバイス)を特徴とします。
4G が「動画視聴の時代」を作ったのに対し、5G は「IoT・自動運転・遠隔医療といったミッションクリティカル用途」を見据えた設計になっています。
仕組み・成り立ち
5G は3.7GHz帯・4.5GHz帯・28GHz帯の3つの周波数帯で運用されており、各キャリアに割り当てられています。商用初期は4G コアと併用する NSA(ノンスタンドアロン)方式が主流でしたが、2024年以降ドコモ・au・SoftBank が SA(スタンドアロン)方式を順次商用展開、楽天モバイルは2027年予定です。
SA 化により低遅延・ネットワークスライシング・VoNR 等の5G 本来の機能が完全に発揮されるようになります。
知っておくべきポイント
- 5G エリアはまだ4G 比でカバー率が低い領域あり、特に屋内・地下では4G に切り替わるケースが多い
- 5G 対応端末でも、契約プランが5G 非対応だと5G に接続されない場合あり
- SA / NSA の違いは、超低遅延が必要な業務用途以外では体感差が小さい
- 2026年は楽天モバイルが「ネットワーク強化の年」として2,000億円超を5G 強化に投資
MobilyWise の関連記事
まとめ
5G は2026年時点で「速度・低遅延・多接続」の三本柱が部分的に実用化された段階です。一般のスマホ用途では4G との体感差は限定的ですが、エリア展開と SA 化の進展を見ながら、対応端末・対応プランへの移行を進めるのが合理的です。
