概要
IPv6(Internet Protocol version 6)は、インターネット上で各機器を識別するアドレス体系の新世代規格です。従来の IPv4 が約43億個のアドレスしか持てなかったのに対し、IPv6 は事実上無限とも言える340澗(かん)個のアドレス空間を持ちます。
2020年代に入ってから日本国内の光回線で広く採用が進み、特に夜間帯の混雑回避手段として重要視されています。
仕組み・成り立ち
1990年代から IPv4 アドレス枯渇問題が指摘され、IPv6 規格は1998年に IETF で標準化されました。日本では2010年代まで IPv4 PPPoE 方式が主流で、夜間帯の網終端装置の輻輳が「夜になると遅い」現象の主因でした。
2010年代後半から各プロバイダが IPv6 IPoE 方式に切り替えを開始し、混雑する PPPoE 経路を回避することで実効速度を改善しています。
知っておくべきポイント
- IPv6 単独では既存の IPv4 専用サイトに接続できないため、「IPv4 over IPv6」(IPoE)方式が併用される
- 多くの主要光回線プロバイダ(ドコモ光・auひかり・NURO 光・楽天ひかり等)で IPv6 標準対応
- ルーター側も IPv6 IPoE 対応機種が必要(古いルーターでは恩恵を受けられない場合あり)
- 速度が出ないと感じる場合、まず IPv6 接続が有効になっているか確認する価値あり
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まとめ
IPv6 は「光回線の混雑回避と高速化のキーテクノロジー」です。光回線契約時には IPv6 IPoE 対応プラン・対応ルーターをセットで選ぶことで、夜間帯の体感速度が大きく変わります。
