MVNO(仮想移動体通信事業者)

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概要

MVNO(Mobile Virtual Network Operator / 仮想移動体通信事業者)は、自前の電波設備を持たず、MNO(ドコモ・au・SoftBank 等)から回線を卸売価格で借り受けて、独自ブランドで通信サービスを提供する事業者です。日本では IIJmio・mineo・日本通信SIM・OCN モバイル・BIGLOBE モバイル等が代表的です。

「格安SIM」と一般に呼ばれているサービスの多くがこの MVNO に該当します。

仕組み・成り立ち

MVNO は1990年代後半に欧米で先行し、日本では2010年代に格安 SIM ブームとともに定着しました。MNO の余剰回線を借りる形のため、利用者が増えても新たな基地局を建てる必要がなく、運用コストを大幅に抑えられます。

その分、混雑時(平日昼休み・夕方等)に通信速度が低下しやすい性質を持ちます。MVNO の各社は独自のサービス・キャンペーン・コンテンツ提携で差別化を図っています。

知っておくべきポイント

  • 料金は MNO の本家プランより安い傾向(月3〜10GB帯で月1,000〜2,000円台)
  • 通信速度は混雑時に低下しやすい(MNO のサブブランドより明確に下がる場面あり)
  • キャリアメール・キャリア決済は基本的に利用不可
  • 店頭サポートは限定的(オンライン中心)

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まとめ

MVNO は「料金圧縮を最優先する層」に向くサービスです。一方で混雑時の速度低下を許容できないユーザー、キャリアメール・店頭サポートが必要なユーザーは、MNO 本家またはサブブランドの選択肢を検討するほうが合理的です。