IPoE(IP over Ethernet)

光回線
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概要

IPoE(IP over Ethernet)は、光回線でインターネット接続を行う方式の一つで、IPv6 通信を高速・低遅延で利用するために設計されています。従来の PPPoE 方式と比較して、認証経路と通信経路が分離されているため、夜間帯の網終端装置の輻輳に巻き込まれにくい構造になっています。

「IPv4 over IPv6」(IPoE 経由で IPv4 通信も流す技術)と組み合わせて、現代の光回線で標準的な接続方式になりつつあります。

仕組み・成り立ち

従来の PPPoE 方式は1990年代の ADSL 時代の名残で、認証ごとに「網終端装置」を経由する設計でした。これが2010年代に入って光回線の利用者数が爆発的に増えた結果、夜間帯にこの網終端装置の処理能力を超えてしまい、速度低下の主因となっていました。

IPoE は網終端装置を経由しない設計で、IPv6 トラフィックを直接バックボーンに流せるため、混雑の影響を受けません。プロバイダによっては「v6プラス」「IPv6 オプション」「transix」等の名称で提供されています。

知っておくべきポイント

  • IPoE は IPv6 通信が前提、IPv4 通信は「IPv4 over IPv6」(IPoE 経由)で扱う
  • 対応ルーターが必要(古いルーターでは IPoE が機能しない場合あり)
  • 提供事業者により「v6プラス・transix・IPv6 IPoE+IPv4 ハイブリッド」等の呼称差あり
  • 夜間帯の速度低下が気になる場合、まず PPPoE → IPoE への切替を検討する

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まとめ

IPoE は「光回線の体感速度を底上げする現代的接続方式」です。プロバイダが IPoE 対応かどうか、契約中のルーターが対応しているかの2点を確認すれば、夜間帯の速度低下対策の大半が完了します。